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「ルレクチエ料理とフードデザイン」地域の特産品から学ぶ(連携授業)

 家庭科・フードデザインの授業では、11月から地域連携をテーマに、南区の特産品「ルレクチエ」を用いた授業を行ってきました。1月16日(火)、授業のメインである、料理の創作・盛り付けを学ぶ実習を行いました。実習までの授業の中で「ルレクチエ」を軸にして地域の産業を学び、オリジナルの「ルレクチエ」料理を考案しました。そのアイデアを基に、地域に縁のある 武藤 琢磨 シェフが、創作料理に仕上げて下さいました。

武藤シェフによる講義を受け、シェフの技術を見学します。

「ルレクチエ」を使った料理は「豚ロースのソテーBBQソース」「エビのマヨネーズソース和え」「生春巻き」の三品。素材の魅力を活かし、料理に巧みに盛り込む調理の方法や、料理を通じた情報発信を意識しながら、生春巻きを自分たちで作り、盛り付けました。

学んだことを真剣に実践している様子です。
情報発信を意識し、盛り付けを工夫しています。
できあがった料理の品々

 生徒たちは、料理の創作から「ルレクチエ」の複雑で繊細な味わいを知り、調理の実習からプロの技術をしっかりと感じ取っていました。これまで食べたもので一番おいしいという声もあがり、生徒達は地元の食材の魅力を様々な角度で感じ取り、学ぶことができました。

ルレクチェを具材にした生春巻き

 また、外部の方やメディアの方々に、盛り付けがどのように見えるか、多様な職種の視点と意見をもらうことで、料理を通した発信・表現について考える機会となったようです。
 今回は、卒業後、多くの人たちに南区の良さを伝えられる人になってほしいと願い、地域と連携した授業を企画・実践しました。生徒たちには「感じ取り発信すること」を意識し、将来に役立てることを期待しています。
 講師の武藤琢磨様、JA新潟かがやきの皆様、地域の生産者の皆様、新潟市南区役所の職員の皆様ほか多くの方々にご協力いただきました。感謝申し上げます。

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